いきなりですが、僕は顔フェチです(笑)。学生の頃、異性のどこが好きとか話すじゃないですか。足とか、胸とか、髪とか、僕は‥顔でした。けど、顔って言う人少なくて。不思議でした。今でも顔です。面食いといわれますが、ちと違います。
きれいでも、味のない顔は惹かれず、生まれつきの、だけでは知性が滲み出ない。知性というのはI.Qだけではなく、H.Q(人間性知性)ですね。同性に対してもそうです。ガタイが良かったり、肩幅広かったり、足がきれいだったり、胸板厚かったり、いろいろ男の肉体の素晴らしさはあると思いますが、やはり顔でしょう、1番は(笑)。
やっぱり顔は心を表すというか、人間性や人生が滲み出るというか。嘘つけないですもん。表情とか。変化があるし。胸板には変化ない(笑)。動物と人間の違いも顔でしょう。
「二足歩行」が動物と人間の分かれ道で、それにより両手が発達して、脳が発達した、と言われますが、その最たるものは顔でしょう。人間と動物の表情は全く違う。同じ、ホモ・サピエンス(人間)の中でも、動物やロボットみたいに前頭葉発達してないお顔の人もいらっしゃるけど(笑)。いい顔されてる方って、ほんと感動するほどいい顔ですものねぇ。芝居でも、顔が見えなかったらつまらないですよ(笑)。
古の偉人の顔は絵や像でしか、わかりません。ここ150年でも、写真です。それは動かない。なれば、動画ができたここ100年は、未来へ、感動かあるいは恥をさらしてしまうことになります。その意味だけでも歴史的な時代ですね。人間が人間たる所以は、顔に現れる。ならば、人類が進化すれば顔も進化していくのかしらん。願わくば、全人類が仏陀みたいになればいいですね。ま、それは言い過ぎとしても、全人類が賢そうな美男美女になればいいです。
それにしても日本人は顔の表情が乏しいとよく言われますよねー。感情の表現が下手で。村社会だったのが原因とか言われてますがどうなんでしょうか。封建社会だったからかも知れませんし。いつの頃からなのかもわかりません。あるいは案外、明治以前は、顔の表情豊かだったりして(今後研究していきたいと思います)。
顔には、約30種以上の筋肉があるといわれています。主に、下顎を動かす〈咀嚼筋〉と、表情をつくる〈表情筋〉にわかれます。
〈咀嚼筋〉は、側頭部から下顎について、食事で歯で噛む時や会話する時に使う「側頭筋」(強く噛んだ時にこめかみ付近で盛り上る)、噛むとエラのあたりが張る「咬筋」、あごを前に出し、口内ですりつぶす働きする「内側翼突筋」口を開け、口内ですりつぶす「外側翼突筋」です。左右で計8。
〈表情筋〉は、眉毛を挙げ、おでこの、横ジワつくる「前頭筋」。眉間の縦ジワ「皺眉(すうび)筋」、眉間の横ジワは「鼻根筋」、鼻の穴の広縮は「鼻筋」(横部は鼻孔圧迫筋、翼部は鼻孔開大筋)、上唇と鼻翼を引き上げる「上唇鼻翼挙筋」、目を閉じる「眼輪筋」、上唇を引き上げる深層筋の「上唇挙筋」、唇尖らせたり口を閉じる「口輪筋」、下唇を引き下げる「下唇下制筋」、下顎先端に梅干ジワつくる「オトガイ筋」、口を閉じて唇を横に広げる「頬筋」、そして笑顔3筋の‥上唇を引き上げる「小頬骨筋」、口角を上方および外側へ引き上げる「大頬骨筋」、口角を側方および外側へ引く働きがある「笑筋」。前頭筋と鼻根筋と口輪筋以外は左右あるのでざっとみて計25。
これら、目や鼻、口、頰などを動かす表情筋のひとつひとつが働くことで、繊細な喜怒哀楽の表情を表現することができるわけであります。ちなみに、これらの筋肉は自分で動かすことのできる随意筋である「横紋筋」に分類されてますが(不随意筋は内臓の「平滑筋」※内臓も筋肉です)、骨と骨をつなぐ骨格筋とは違うので「皮筋」に分類されてます(頸部では、広頚筋※上向いて口角を横に引くと首前面に縦ジワを作る筋肉、のみ「皮筋」)。
つづく