食について②

『それ、いる?』

「まず、害をなすことなかれ」。では何に気をつけたらいいか。食品添加物、自然でないもの、ですよね。そもそも天然だと金かかるから、安くすんで、保存もきいて、味もうまい(というか舌をバカにする)というわけですから、発想が貧しい。いや、戦後のまだまだ天然物も豊富にあった上で、庶民が助かるために…という歴史であっただけならまだわかる。『それ、いまいる?』一旦でも、世界一の経済大国になった国ですよ?なのに、それらが、原因で病気わんわんわんさか、じゃないですか。食品添加物、日本は世界最高の313種類を認証してます。そして!一人の年間平均摂取量は、世界最高の7kgです。これ一度に食べたらもちろん死にます。

あとはともかく、砂糖!からの糖尿病!と、塩!こらの高血圧!いやいや、天然の甘味や塩分じゃないですからね。砂糖ってショ糖(精製された白砂糖)のことです。砂糖の悪作用をあげると…血糖値の急激な上昇(インスリンスパイク)、胃腸内環境悪化(カリウム様作用=ただれ)、アレルギー悪化、(クローン病など)大腸炎、脱灰(骨を溶かす)の促進、瘀血(ショ糖は分子が小さいから血液を汚す)、血液の粘度を高めて細胞を老化させる、ビタミンB1欠乏症(ショ糖分解の際に必要だから→からの鬱、疲労、眩暈、貧血、頭痛、浮腫み、湿疹、脂肪肝、心疾患、呼吸器疾患、記憶障害)、副腎疲労(糖質分解するのに使うアドレナリンなどを分泌する副腎に負担)による→鬱、倦怠感、立ちくらみ、朝のだるさ、ストレスに弱い体になる、悪玉菌(虫歯のミュータンス菌、胃と十二指腸のピロリ菌、腸のウェルシュ菌)の増加、また、アヘン剤受容体への刺激によりドーパミンの大量分泌→からの血糖値上がることでセロトニン(幸せホルモン)やエンドルフィン放出脳内による、依存症(低下すると鬱気味になる)。がんになりやすくなる、砂糖はがんの餌です…あげればきりないです。

砂糖がよくないのはほとんどの人わかってるって??けど、ジム行って、プロティン飲みますよね。タンパク取りすぎで腎臓壊さないんですか?…はいったん置いといて、、たしかに今のプロテインめっちゃ美味しいですね?昔の(僕が学生時代だから20年前)プロテインより。それ、「人工甘味料」めっちゃ入ってますから!マッチョになって美しくなって寿命縮めてません?(ここでは述べませんが、筋肉も部分を収縮させてかえって可動を悪くして不健康になってませんか)?

あと、プロテイン入りのバーとかどこでも売ってますよね?ゼリー状の某有名な商品とか。成分みると糖分だらけですけど(正確にはぶどう糖、果糖、がラクトースなど単糖類や、アステルパーム、スクラロースなど人工甘味料)。もし、トレーナーたちがそれ(プロテインなど)を煽っているとしたら、害悪ですね。だから、リテラシー高めて、自分の身は自分で守る!そういう時代がやってきました。一見、大変なようだけど、自由の代償ですよ。要は賢くなればいいわけで。プラス思考でいえば、全人類が賢くなっていけばどんどん世界の平和のレベルがアップしていくので。

それで、糖質制限とかいって、炭水化物ダイエットって言葉が流行り、一般の庶民が真似をする。おいおい!炭水化物(糖質)は、エネルギーの60%〜70%を占めてますよ。痩せても体力必ず落ちますよ。なんのためのダイエットなのでしょうか?健康のためだったのでは?脳のエネルギーはどうします?女性なら生理止まります。たんぱく質と脂質だけで動けません。炭水化物(糖エネルギー)の代わりにたんぱく質使い、筋肉減ります。

筋肉減れば動けないので、糖代謝もしません。一件痩せるけど、それは水分です。糖の代わりにたんぱく質(アミノ酸)使う時に水分を大量に使うからです。さらに「主食(炭水化物)を抜けば他何食べてもいい」て聞いてた方、たんぱく過剰になり血液ドロドロになり、血管痛んだり、老化が進み、心疾患や脳卒中になりやすくなります。運動減るから骨粗鬆症にもなりやすくなります。

思えば、糖質と糖分は(字が)違います。字が違えばたぶん意味も違います。詳細にいえば、前者は複合炭水化物、後者は単純炭水化物のことでは?前者はいわゆるでんぷん質で、コメとか、いもとか。後者はいわゆるお菓子に入ってるものです。より甘くて、血糖値のあがりかたや血管の傷つけ方、等が全然違います。要は、過剰摂取が良くない→現代の問題、なのです。

コメっていわれてどういうの想像します?米は、元来、玄米のことです。白米は、コメの中の胚乳の部分だけです。白米の誕生は、稲作が弥生時代から始まって以来、江戸からですよ。けっこー最近です。白米は米の甘いとこ(胚乳部)だけで、栄養価が玄米と20倍近く違うと言われています。玄米の方が、インスリンスパイクもちろん押さえされます。

ちなみに果糖って、くだものそのものではありません。くだものには食物繊維とか豊富です。だこら、果糖だけを抽出したフルーツジュースは糖分高すぎて、血糖値スパイク的には決してすすめはできるものではありません。しかも果汁100%表記のジュース、もちろん100%じゃないですからね?輸入して、果汁が腐らないわけない。農薬ががんがん使われてるかも知れない果物の果汁の水分を蒸発させて、濃縮して還元してるんですね。保存や輸送に、楽だし、コストも押さえられるから。で、商品化する時に水で戻すから濃縮還元なのですが、同じ質量に戻すのでなく、果汁ごと決められた糖度があり、その糖度を守れば、100%の表記ができます。しかも、5%未満であれば糖分や香料を足しても良いのです。
くだものそのままかじった方が、良いですね。

あと「終末糖化産物」について。糖+たんぱく質or脂質で、AGEs(エイジズ)といいます。(Advanced Glycation Endproducts)。糖にたんぱく質等のメイラード(糖化)によって起こる生成物の総称であり、糖尿病、アテローム性動脈硬化症、慢性腎不全、アルツハイマー型認知症などの変性疾患を悪化させると言われ、糖尿病の血管系合併症の原因ともされています。

活性酸素による細胞障害を加速し、機能を変化させるともいいます。肉、バター、一部の野菜に含まれ、焼く、ロースト、などの調理法で増加(蒸す、煮るは比較的低い)。卵白に砂糖加えて調理すると200倍に増加するともいわれています。たとえば、プリンとか、こんがり焼けたパンケーキとか。メイラード反応です。焦げた、キツネ色の香ばしい、あの感じです。おいしそ〜う!だけど、老化を早めます。食べ過ぎなければいい。知っていることが大事なんです。知って食べるのと、知らないで無自覚にたくさん食べてるのとはぜんぜん違いますから。

次に、塩分についてですねね。日本食が世界に注目されるように久しいですが、それは賛同です。ただ唯一欠点あります。塩分が多いことです。日本人は、醤油臭いとかよく言われますよね。塩漬けなど保存食にも使われる。だから、日本人は高血圧が誘発する脳卒中は主な死因の一つです。高血圧は、血管がダメージをうけます。病気のほとんどが血管の病気です。脳疾患も心疾患もそうです。あと、胃がんも関連してます。粘膜がダメージを受け、炎症が発生するからです。

また塩は、筋肉を硬直させます。バランス取るにはカリウム(軟化)が必要です。また、細胞内液の脱水作用(塩でナメクジとける)があるので浮腫みます。ナトリウムとカリウムによって起こる電気信号で心臓は動くので、ナトリウム過剰だと、心臓の鼓動が不規則になり不整脈になります。また、塩分の過剰が続くと、ナトリウムの排出するために腎臓に負担かかり、腎疾患にもなります。塩化ナトリウム含有量が40%以上と定義されますが、食卓塩などは99%でほかのミネラルが取り除かれているので、ミネラル分が多いものがよいでしょう。

つづく