横浜みなとみらいのパーソナルストレッチレジリエンスのハイブリッドストレッチについて 後編

ハイブリッドストレッチについて②

そんな自分がいろいろ言わせていただくと(主観ですが)、まず整骨院のマッサージ(保険治療)は短いですよねー。これは法的にきまっているので仕方ないのですが、あの時間では「部分施術」にならざるを得ない。凝りが酷いときは時間がないので必然的に、強揉みになりますし。それは痛いし、痛いと反応して、より緊張しちゃうし、時には次の日まで残ったり。

まぁたしかに痛みは取れらことが多いですよね。けど、生活してるものですから、また硬く(悪く)なり、行っての繰り返しで、気づいたら1年以上通っていたり。それで、体が進化していたら良いですが、そんなこともなく…。なんでだろって思ったんです。

ちなみに鍼は、それのさらに局所版なので(筋繊維を狙ってるわけなので)、かなり筋緊張が強く、突発的なときは、いいと思います。しかし、それも一時は良くなるけど、また悪くなり、イタチの追いかけっこ的な。

それでヨガをやったんです。もっと根本的に良くしたくて。

ヨガは、矢状面前額軸、前額面矢状軸、水平面垂直軸のいわゆる「3面3軸運動」で体の全体を動かすから、とてもいい。そして、呼吸が深まりますから、副交感神経が働き、ストレス軽減して、痛みも緩和する。

実際、首こり・腰痛は、ストレスとの関連性は高いといわれています(横隔膜と脊髄神経とのつながりや、血流や酸素の補給状態よくなるから)。

ただ、ヨガやっていくうちに、なかなか苦手なポーズはいつまでやっても深まること難しいなぁー、またセルフでヨガやっていてもやりやすいポーズばかりやりがちだなぁーと。

それでストレッチ受けてみたら、自分の日頃伸ばさないところ(固いから伸ばしたいって欲求出ないようなところ)を伸ばしてくれるなぁーとの感想を持ちました。

ちなみに、筋肉は「伸ばせません」よ。脳からの神経伝達では「縮ませる」のみです。「伸ばしてる〇〇筋を意識していきましょう!」という運動指導者は間違っております。意識するのは拮抗筋のほうで、拮抗筋が収縮するから、結果的に伸ばされるのがストレッチです。

さて、話戻して、体改善の効率もあげていくためにはパートナーストレッチはいいな、と。ある意味「人にやってもらうヨガ」ですね。

ヨガで、どこかを伸ばそうとすると、拮抗筋を収縮させなくてはいけないから、自分も緊張(交感神経)してしまい、リラックスしきれないのと、科学的に自動よりも他動のほうが可動域はいくのです。

もちろん、パートナーストレッチをはじめたらヨガをやめるとかではなく、やりつつ、やればいいなと。で、あまりに筋が強張ったときは、マッスルトリートメントに行けばいい(マッサージって言葉は国家資格のあん摩マッサージ師しか使ってはいけないので、マッスルトリートメントと書いてます、マッサージは元々フランス語なんですがねー。めんどくさいですね)。

これらを、ひとつの所でできたらよくないですか?さらに、硬い筋肉は緩めて、硬くなるのはどこかが弱いからでもあるから、そういった弱化筋は、鍛える。それがボディバランス(良い姿勢)の原則ですから、つまりトレーニングも受けれるといいですよね!

さらに、筋肉をつくるのは、食べ物ですよね。そのアドバイスも受けれるといいですよね。さらに、筋肉は、休養中・寝てる間、につくられますよね。そういったことろまでトータルでみてくれる所あったらいいですよね!

それ、うちです。やらさせていただいております(あ、鍼は出来ません!ので鍼灸師は紹介します)!

…で、残ったタイ古式マッサージについてですが、タイ古式とは何者か。説明しましょう。

別名「二人ヨガ」といわれ、歴史的にはインドからタイにヨガが渡った際に、変化したヨガのスピンオフって感じです。何故か。タイ人の国民性でしょうか?自分でやるのもめんどくさい。人にやってもらう、あるいは2人でヨガをやり合う、といった文化になった。と言われております。

俗に、手技療法の中でも「世界一気持ちいい」とも言われてます。ちなみにタイ本国では、国家資格であり、医療です。

僕も受けるの好き!です。ただ、僕のように運動をよくして、筋肉が硬くなりがちな体には、女性セラピストの癒しのタイ古式のストレッチは、気持ちはいいのですが、なにか不完全燃焼というか、治療からは遠い(そもそもリラクゼーションですし)。もちろん、僕が行ったことのある経験値上ですが、解剖学の知識は、ないでしょう。

けど、曲線的で多点的な手技は、筋膜リリース※ の観点からも魅力的です。スポーツ(パーソナル)ストレッチの、筋肉の起始と停止を伸長させる直線的な感じだけより。

何より、手技が豊富です。何百、何千個あるのかも専門家でもわからない。それで、ストレッチの進化系として、タイ古式マッサージを学び始め、タイの国家資格に値するベーシックな資格を取りました。というか、歴史的には「ストレッチ」という言葉は、1960年代からアメリカの論文で使われ始め、1975年のボブ・アンダーソンの著書で広まったわけですから、全然、東洋のタイ古式の方が大大…先輩であり、概念的には含まれてるわけです。

ちなみに、資格なんてのは、形式であり、2500年の歴史の一番端っこ浅瀬だけを学んだと自覚してるので、今でも学び続けております。

そういったオリエンタルなテイストも入ってるのが、当店の特異性・個性的なところです。いわば西洋と東洋の融合した、現代的なストレッチ、それがレジリエンスのハイブリッドストレッチなのです。

La fin.

※筋膜・・一般に筋膜と呼ばれてるのは正式には「筋筋膜」のこと。筋膜は、内臓膜・骨膜も含まれる。皮下脂肪の中にある「浅筋膜」、皮下脂肪の下にある「深筋膜」、骨格筋を包む「筋外膜」、筋線維の束の筋束を包む「筋周膜」、筋繊維を包む「筋内膜」がある。基本的イメージでいうと、筋膜はスパイダーマンのボディスーツのように一箇所捻れると全体に影響がある。それを筋膜連結といったりする。